尿路結石

当院では最新CTにて即座に検査可能です。

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    尿路結石

    尿路結石は、腎から膀胱までどこにできても不思議ではありません。
    結石のある部位により呼び名が異なります。腎になる場合は腎結石、尿管にある場合は尿管結石、膀胱にある場合は膀胱結石と呼びます。腎、尿管結石は若年の方に多く、膀胱結石は高齢の方に多い特徴があります。

    尿管結石の症状の特徴は、痛みが強いことと、背部痛です。背中の痛みは左右どちらかであることが特徴です。尿管結石の痛みは激痛であり、初めて経験された方は、救急車を呼ぶほどです。 体の真ん中が痛い場合や動いたときに痛い場合は脊椎や筋肉などの整形外科的疾患も疑われます。 また尿管結石と紛らわしい病気に大動脈解離や膵臓疾患、消化管疾患など緊急を要する病気があり、正確な診断が必要です。 通常、尿管結石は発熱を伴いませんので、熱がある場合、尿路感染症を合併している可能性や、他の病気の可能性があります。

    検査治療

    結石のサイズが8mm以下であれば自力で結石が対外に出る可能性があります。
    そのためには、適度な運動と多めの水分摂取が必要です。 8mm以下でも排石されない場合もあります。 通常痛み止めは座薬を使用します。 結石が自ら出る大きさである場合、痛みをコントロールしながら経過観察をします。 結石が下降しない場合や、早めの治療を希望される場合は結石破砕という方法があります。その場合、治療可能な病院へご紹介いたします。