膀胱炎について
膀胱炎とは細菌が尿道から入り、そこで増えることで症状が出てきます。女性は尿道が短いため、細菌が尿道に入りやすく、男性よりも膀胱炎になりやすいです。特に、女性では20歳前後と50歳前後に多く見られます。
膀胱炎の主な症状は、トイレが近くなること(頻尿)、おしっこをするときの痛み、出し切れない感じ(残尿感)、尿の濁りなどです。膀胱炎のみでは高熱は出ないですが、血尿が出る場合もあります。
もし膀胱炎で高熱が出た場合は、膀胱の中の細菌が腎臓に逆流して「腎盂腎炎」を発症している可能性があるため、早めに治療を受ける必要があります。
膀胱炎の予防には水分をたくさんとって尿の量を増やし、膀胱内の細菌を増やさないように心がけましょう。女性は尿道が短く、細菌が膀胱に入りやすいので陰部を洗いすぎないようにするなどの工夫も良いでしょう。性行為後の排尿も重要です。