尿管結石にご注意を
夏場は尿管結石が増える時期です。日本人の一生のうちにかかる確率は、男性で15.1%、女性で6.8%とされています。腎臓で出来た結石が尿管に移動し、尿の流れを妨げることで激しい痛みを引き起こします。
夏の暑さで汗をかくと、尿量が減少し、尿が濃縮されて結石が出来やすくなります。特に7月から9月にかけて発症が増える傾向があります。
尿管結石の予防には1日2リットル以上の水分補給が推奨されます。また、カルシウムを適度に摂取し、シュウ酸を多く含む食材(ほうれん草、紅茶、チョコレート等)の摂取を控えることが効果的です。運動不足もリスクを高めるため適度な運動を心がけましょう。
再発率が高いため、生活習慣の見直しが重要です。異常を感じたり、ご不安な時はいつでも当院にご相談ください。