急性細菌性前立腺炎とは・・・
急性細菌性前立腺炎とは、細菌が前立腺に感染し、急激に炎症を起こす病気です。主に尿道から侵入した細菌が原因となり、大腸菌などの腸内細菌が原因となることが多いです。
「38℃以上の発熱」「悪寒がする」「排尿時の痛みがある」「トイレが近い」「尿が出にくい」「残尿感がある」などの症状が現れます。陰のうと肛門の間(会陰部)や下腹部に痛み・不快感を感じることもあります。
重症になると、尿が全く出なくなる「尿閉」や、細菌が血液中に入り込む「敗血症」を起こすことがあるため、早めの診断・治療が重要です。
症状が比較的軽い場合は自宅療養と内服薬の治療が出来ますが、炎症の数値がとても高い場合、食事や水分がほとんど取れない場合、糖尿病などの基礎疾患がある場合は入院して治療を行うこともあります。
発熱を伴う排尿症状がある場合は、早めの受診が大切です。
【尿検査】尿の中に白血球や細菌が増えていないかを調べ、感染や炎症の有無を確認します。
【超音波検査】前立腺が腫れていないか、尿が出なくなっていないか、腎臓や尿路に異常がないかなどを確認します。
【血液検査】身体の中でどのくらい炎症を起こしているか数値をチェックします。
【尿の培養検査】原因となる細菌の種類や、どの抗菌薬が効きやすいかを調べます。
【治療】症状が比較的軽く、全身状態が良い場合には、抗菌薬を内服して治療します。
採血結果の数値によっては点滴で治療する場合もあります。
尿培養検査の結果を確認し、原因となった細菌に適した抗菌薬へ変更することもあります。
状態が悪い場合は入院して治療することもあります。
