昼間のおもらしでお悩みのご家族の方へ
起きている時間にオシッコが漏れてしまう状態のことを昼間遺尿症といいます。オシッコが漏れてしまうことは、お子様の努力不足や怠けていることが原因ではありません。
昼間に尿を漏らしてしまう原因として、膀胱の発達の遅れや排尿習慣の乱れ、便秘などが関係していることがあります。尿意がまだ分からないので、ガマン出来ないくらい膀胱にオシッコが溜まった感覚が突然出てきてしまい、急いでトイレに駆け込んでオシッコをする、間に合わずに漏らしてしまうということが起きます。また、遊びや勉強に集中してトイレを我慢しすぎることで起こることもあります。
当院では、まず、超音波検査で腎臓などに先天異常がないかの確認を行い、排尿日誌をつけていただき、現在の排尿や排便の状態を確認します。また、決まった時間にトイレへ行く習慣づくりや水分のとり方の見直しなどの排尿習慣・生活習慣の見直しを行っていきます。
排尿の際は床に足の裏をしっかりとつけて、お腹に力を入れないようにゆっくりとオシッコをするようにしてみましょう。また、便秘もおもらしの原因になるため、固すぎる便が続くときは便秘の治療も行っていきます。便秘予防のために、野菜をたくさん食べて、日中は水分をたくさん取るようにしましょう。自分の体重×30mlが1日に必要な水分量です。
昼間のおもらしは、排尿習慣・生活習慣の見直しや治療によって改善することがほとんどです。一緒に原因を確認しながら、お子様のペースに合わせて治療を進めていきましょう。
